2013年11月23日土曜日

納品

 塗装が済んだ、状態。なるべく塗装しやすいようにばらせるところは一度ばらして塗装に出します。また、組み直して微調整をします。
 微調整が必要になるのは、基本的に動く場所です。引出しの調整、鍵のストライク調整が終わりました。
現場に納まった様子です。お客様のイメージ通りだった様で、私もほっとしました。

2013年11月19日火曜日

冬がやってくる

そろそろ本格的に冬の乾っ風の季節到来ですね。乾っ風が吹くようになると、工房内の材料から、ミシッ、ピシッと音がします。乾燥で木が動くんです。私たち木工職は、引出しの調子だったり、とにかく、木材の状態で湿度や季節を感じ取る癖があります。

これも、職業病ですね。

2013年11月13日水曜日

制作


 仕口の加工。上手なひとはノコで切りっぱなしですーっと入るように加工するといいます。私は上手ではないとおもっていますので、少しきつめに加工して、ひと穴ひと穴ちょうどいいきつさに調整します。
 膠の準備。一晩、水に浸けます。いろいろ試しましたが、接着には三千本膠がいいです。
湯煎した膠を接着剤に組み立て、クランプで一晩、締めておきます。明日、クランプを外すのが楽しみです。

2013年11月12日火曜日

制作

 お寺に納める、飾棚的な家具の制作に入ります。木取り後、シーズニングしておいた材料をいよいよ、仕上がりの寸法に削っていきます。材はオニグルミ。
 甲板のクランピング。予定していた板が芯を含んでいた為、芯を取り除いた結果、幅が足りなくなりました。中心に細いのを入れたのは、苦肉の策。
板接ぎに使う糊は、出来れば、膠を使いたいところ。ただし、膠はオープンタイムが極端に短いため、大きいモノを接ぎ合わせするときには、クランピングが間に合わない。そういうときには、この、タイトボンドⅡを使っています。

2013年11月3日日曜日

木取り

 長さ3.6mのシュリザクラ。w1200xL2700のオフィスデスクのため、木取り作業です。


すべての板に目を通して、熟覧の末、3枚ハギの天板、脚などの木取りを終えました。ほとんどの時間は材料とにらめっこですが、あーでもない、こーでもないと一日、大きな材料をあちらこちらと移動するのは簡単ではありません。
こんな大きなデスクを制作するのは、初体験です。

2013年11月2日土曜日

材料が届いた

乾燥が終わった材が届きました。シュリザクラ、ヤマザクラ、オニグルミなどです。
3mを超える板、注文をいただいている分の木取りに細心の注意と、労働力が要求されます。