先日、福島までキッチンの取り付け工事に行ってきました。
私が丸太を仕入れさせて頂いている業者さんが住宅も手がけていて、とても良い内容の仕事をされています。どう良いのかは、人それぞれですので、割愛させてもらいます。
今回はそこからのご依頼を頂きました。
両面使いのキッチンカウンターが今回のお仕事です。
キッチン側、リビング側ともに、大手はトチの木を使い、内部は主に針葉樹を使っています。
抽き出しの側板はネズコ、底板はピーラー、それ以外は赤松、ヒメコマツ、杉、ヒノキ、幅木にはオニグルミなど。
ステンレスのトップの裏打ちまで、無垢材を使用するのは初めてかもしれません。無垢材の家具という消極的な言い方ではなく、天然素材の家具という感じです。
引き戸や抽き出しなど、建具を開ける度に、内部の針葉樹と天板の裏打ちに使ったヒノキの香りが漂います。作っていてとても気分が良いのです。キッチン収納のじめじめと湿気を帯びた感じが、使いはじめても少ないでしょう。
こんなキッチンがうちにも欲しいです。