国立の老舗バー”レッドトップ”のバックバーが完成。この後、カウンターやニッチ収納などの工事もあるので、途中ですが、とりあえず一段落。営業再開です。
この棚、お酒とのマッチングを考えてナラ材で作りました。もちろんソリッドで。背板には珪藻土を施し、上手い具合にアクが出て、それが景色を生み出しています。
棚の取り付け工事が完了すると、マスターがプロの手つきでボトルを並べはじめました。
「どうですか、ボトルが並ぶと幻想的でしょ?」とは、マスターの呟き。
なるほど、ボトルが建築物のようにも見えてくる。つまり、やっぱり景色なわけです。
マスターはいい意味で敷居の高い店なんだと自負しておられます。飲みに行くときは、バリッと襟を立てて飲みに行きましょう。でも、やっぱりここは酒場、大統領も、総理大臣も、ドリンカーとなれば立場はみんな一緒、垣根なんぞ無い世界。襟は立てても心は裸にということでしょうか。