2010年7月27日火曜日

搬入


昨日、7月26日は埼玉県立現代美術館で搬入がありました。今回の展覧会”零のゼロ”には去年から参加しています。主催者は油画の同級生で大分県を中心に活動している作家です。彼の口説きにより、同級生何人かがこのプロジェクトに関わっています。前回は大分での開催で、私は作品を送っただけでお任せでした。なので、今回は搬入に参加しました。

猛暑の中、みんな汗だくになりながらの搬入です。展示スペースが広いので、余裕で展示できると思いきや、追加で何枚もパーテーションで壁を増やすことになりました。時間内に終わらせないといけないし、作品の大きさや形態も様々なので、まとめるのが大変です。このごちゃごちゃは、普段、現場仕事でのごちゃごちゃと同じ。

なんだかんだで、夕方5時半ぐらいまでかかり、その後、顔合わせ会で居酒屋へ。作品を運ぶため、車で参加したわたしはビールが飲めない。この猛暑の中、汗をかいてビールが飲めない。烏龍茶で酒の席に参加しても、のどの渇きは癒えません。

で、おうちに帰ってから、キンキンに冷えた奴をごくりです。VIVA!BEER!


2010年7月24日土曜日

展示に向けて



 展示に向けて、制作中です。土場に寝かせていたオヒョウニレがそろそろ使えそうなので、何枚かの板を工房内に入れて、二次乾燥をしていました。あたためておいたアイデアを日本橋のイメージでカタチにしようと思います。
正面の引き戸は紙を貼って、障子にしたてようとしているところです。障子は胸を張って日本が誇れる文化であり、その良さをいつしかアピールしたいと思っていました。障子を通した光はやわらかで、紙によってできた空気の層は夏涼しく、冬は暖かく室内を保ちます。洋室、和室を問わず、どんどん取り入れたいアイテムです。何々風という固定観念から脱出して、自分が本当に心地いいと思えるものを生活に取り入れてみませんか?

2010年7月22日木曜日

猛暑



 今年の夏の暑さは手強いですね。もうバテ気味です。工房の脇に置いた睡蓮鉢の中に飛び込みたい気分です。
目で涼を楽しむ?というより、夢中で中にいる生き物達を眺めています。

2010年7月16日金曜日

7月20日オープン



 本日、当サイトが正式にオープンしました。夏休みが大好きだったので、オープンの日を7月20日にさせていただきました。暑いのは苦手にはなりましたが、今でも夏が大好きです。
オープンまでに長い道のりでしたが、制作を担当してくれた、かおりさんに感謝しています。

7月後半から8月と展示があり、慌ただしくしていますが、気を引き締め直し出発です。
いよいよ夏本番ですが、夏の暑さ楽しみたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

2010年6月30日水曜日

丸太その3



            節を攻めているところ。



 反対側の面。丸太の腹側で広葉樹の場合”あて”と言って暴れる要素を含んだ面ですが、この木は特にそんな様子はなさそうに見えます。反対に背中側は木味が良いといいます。



 結果はこれだけの板が取れました。乾燥が上手くいけば、4枚から5枚の一枚板テーブルがとれるでしょう。古木の柔らかい板なので、乾燥も早くうまくいきそうな気がします。取れた板を無駄なく使うプランで頭がいっぱいです。

私は、林さんの丸太の見立てに立ち会うのはこれが3回目ですが、木を見る目は確かです。丸太の見立て、木を読む、木と組む、いずれにしても同じ木は存在しないのでマニュアル化はできないということを再認識しました。
林さんは職人然とした、寡黙で謙虚な方ですが、もの言わずとも側にいるだけで、そんなことを感じさせてくれる素敵な方です。”墨かけ10年読み一生”という言葉がずっしりと重みを増してくる経験をさせて頂きました。



2010年6月28日月曜日

丸太その2

 林さんの見立てで、墨が出た丸太は胴割りと言って芯のところで真っ二つにされました。割った面で材の状態を見て、さらには、材の応力を抜くことが目的です。そうすることで、板になってからの狂いを最小限にします。割った材面は見事な”虎斑”と、古木ならではの深い色が見られました。問題の割れは、元口から末口にしっかり入っていましたが、何のことはなく、白い菌(舞茸菌でしょうか?)があり、さっぱりとした、嫌な感じではないものでした。そして、伐採時期が去年の秋であり、伐採時期として一番いい時期であったこと、伐採されてから時間が経っており、大分水分が抜けていました。良い板が取れる期待が高まったところで、いよいよ板を取ります。
 最初に節のある面から攻めて行きます。かなり大きな節ですが、板を取る度に小さくなり、古木で安定しているため、乾燥しても落ち込みや抜けなどが出ないそうで、見ているこちらも、”かえって味わいがあっていいですね”と洩らしました。
                                つづく

2010年6月27日日曜日

丸太

 最後の江戸木挽き職人と言われている”林 以一氏”の丸太の見立て講座に参加してきました。林さんが元気なうちに木を読む力を少しでも多く学んでおきたいという主旨に私も想い同じく、強引に都合を付けた次第です。参加の問い合わせをしたところ、主催者側が丸太の所有者に私を抜擢してくださいました。丸太の購入は予定していなかったので少し戸惑いましたが、あの林 以一氏の見立てで自分の丸太を製材するチャンスはそうそうありません。それで、その話を御受けしました。つまり、縁あって丸太が私のモトへやって来たのです。
 その丸太は、北海道旭川産のミズナラ、径級80センチ長さ2m推定樹齢300〜400年。1センチ育つのに10年かかる計算で、数えるのが嫌になるくらいです。樹齢が高い木は目がつまって”ぬかに帰る”と言います。その目積みした木質はやわらかく、安定して狂いがないといいます。

このように、すばらしい丸太ですが木口には”本割れ”という立ち木からの深い割れがあること。そして、一材面には大節があり、割れを逃げれば大節ありでどちらを選択しても難ありとおもっていました。しかし、そんな持ち主の心配をよそに、林さんはまともに節を攻めるカタチで墨付けされました。この、ノコを入れる基準となる墨ですべてが決まるようなものなのですが。                                                                                            つづく、